京都のお店さんの
デザインを承ります。

Whole Love Kyotoでは業種を問わず、京都に拠点を置くお店さんのお手伝いをいたします。
私たちは、長い歴史の中で人から人へ継いできた、京都の知恵、素材、技法、工夫、考え方を尊敬し、それらも一緒にお客様に届けたいという思いがあります。「京都」を消費するのではなく、私たちや次の世代に、守り、引き継ぐような、イメージです。
「Whole Love Kyotoとは 」もご覧ください。私たちの理念や志を読んでいただけます。)
具体的にはグラフィック関連に始まり、新商品の開発、イベントやWSの企画・運営、広報と、これまでの京都でのリサーチや共同制作を活かし、よくお話をお伺いし、一緒に考え、幅広くアイデアをご提案させていただきたいと思っております。

まずはお困りごと、ご希望の内容、ご予算などをお聞かせいただき、ご相談の上、ご提案させていただきます。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

これまでの仕事

# デザインプロジェクト(+企業)・・・
洋箔屑のリユースデザイン / 
INODA GRAPHICS/
京都市のふるさと納税返礼品のデザイン

# デザインプロジェクト(+教育機関)・・・
糸の共同研究 /

洋箔屑のリユースデザイン

▶︎ご依頼主:堀金箔粉株式会社(創業1711年・御幸町御池)
京都金箔の老舗。「空気以外なんでも貼れる」をスローガンに箔の販売、挑戦的な施工で箔の新たな可能性を追求している。

▶︎スケジュール: 2021年5月〜(6ヶ月間)

▶︎ご依頼内容:堀金さんの製造過程で生まれる「洋箔屑を再利用できないか」という相談を受けて、デザインプロジェクトを開始。

▶︎仕事の流れ:
現場見学、社長からのオリエンテーション、数回のヒアリングを経て、アイデアのプレゼンテーションとフィードバック。
実際に現物を用いた試作を提案し、堀金さんが選んだアイデアを製品化までを請け負った。
プロダクトのみならず、箔を用いたアクティビティーも。

<工場見学>
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<社長さんからオリエンテーション>
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<何度か担当者からのヒアリング>
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<アイデアプレゼンテーション>
<フィードバック>
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<試作してみるものを決める>
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<最終プレゼン>
<フィードバック>
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INODA GRAPHICS

▶︎ご依頼主:イノダコーヒ株式会社・創業1940年・三条堺町
京都のコーヒー文化を牽引し続ける大店。創業者の猪田七郎さんはアーティストで独特の多くのレガシーを今に残す。

▶︎スケジュール:2020年6月〜(現在も継続中)

▶︎ご依頼内容:イノダコーヒ店舗で販売されるグッズのリニューアルデザイン。

▶︎仕事の流れ:
競合のリサーチのみならず、カフェ文化発祥とされる欧州の老舗の取り組みや、イノダコーヒの歴史、内側なども丹念にリサーチした上でアイデアのプレゼンテーションとフィードバック。日々現場で仕事するスタッフの意見もヒアリングし、社内チームがまとめてくれたものなども参考にした上で、実際に販売するアイテムを決定。
猪田七郎さんの残した数々のグラフィック要素を大胆に用いていることから、INODA GRAPHICSとプロジェクトの名前も決定し、現在も継続中。

<オリエンテーション>
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<担当者・社員へのヒアリング>
<リサーチ>
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<アイデアプレゼンテーション>
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<フィードバック>
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<デザイン案のプレゼンテーション>
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<フィードバック>
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<グッズ制作>
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<販売>

▶︎関連する記事:
・イノダコーヒ各店舗の店長との対談記事から、イノダコーヒの歴史や考えを読んでいただけます。(ウィンドウを開く)
・弊社のデザインの仕事を紹介するwebサイトでもプロセスを読んでいただけます。(ウィンドウを開く)
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京都市のふるさと納税返礼品のデザイン

▶︎ご依頼主:京都市

▶︎ご依頼内容:京都市のふるさと納税返礼品のデザイン。

▶︎仕事の流れ:
京都の魅力は、街そのものの魅力。スタンプラリーのように街を回ることはできないか、ということで、「(普通のお客さんは食べられない)お店の裏メニューを食べられる」というアイデアを小山薫堂さんが提案してくれた。
京友禅の技法の1つである「型友禅」の型紙を、廃業された染工場から譲り受け、その型紙を用いて京友禅柄のどんぶり鉢を制作。
どんぶり鉢を持って京都の飲食店を訪れていただくと、普段は食べることのできない裏メニューを特別に提供いただける。
一澤信三郎帆布の手提げどんぶり鞄付きというもの。
アクティビティという形のないものを返礼品としてかたちにした。
( 制作:どんぶり/松井利夫さん・頒布カバン/一澤信三郎さん)
(販売元:株式会社クロステックマネジメント)

<オリエンテーション>
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<アイデアプレゼンテーション>
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<実現に向け依頼先の選定・調整>
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<デザイン案のプレゼンテーション>
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<発注・納品>
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糸の共同研究

▶︎共同研究大学
Burg Giebichenstein Kunsthochschule Halle University of Art and Design(独)
Royal College of Art(英)
HAWK - Hochschule für angewandte Wissenschaft und Kunst Hildesheim(独)

▶︎共同研究教授>
Hans Stofer(BURG)
David Roux-Fouillet(RCA)
Melanie Isverding(HAWK

▶︎期間:2018年4月〜(現在も継続中)

▶︎研究内容:
欧州の名だたる芸術大学からの共同研究オファーにより、ジュエリーの起源となる「糸」の研究がスタート。
欧州の学生が京都に滞在し共同でフィールドワークを行ったり、こちらがドイツへ出向きシンポジウムに参加したりといった双方向のやりとりの中で、京都の伝統的な工芸の素材や技法を用いたジュエリーなどが生まれている。
GRASSI MUSEUM(ライプツィヒ工芸美術館)で研究のアウトプットを展示し公開している。

▶︎関連する記事:
研究プロセスの一部を読んでいただけます。(ウィンドウを開く)
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