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京都のLOCAL
京都のリサーチを繰り返して見つけた面白い物事を手ぬぐいに仕立てました。柄がかわいいというだけでなく、時間をかけた京都の「リサーチ」を基盤にしているため、全ての柄にストーリーや理由があります。
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ストーリー#7「菓子木型」
菓子木型は美しい和菓子の形を決める大切な要。季節の花や植物を型取ったものや、その年の象徴である干支を表すもの。大小さまざまな木型には日本の、そして京都の文化を支えてきた繊細で美しい職人の技術が至る所に見られます。そんな菓子木型を作る職人は、日本国内でわずか数名のみという厳しい現状になりました。
お菓子そのものの美しさだけでなく、そのお菓子づくりを支える菓子木型に注目し、この手ぬぐいはデザインされました。
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「鍵善良房」の型
実際に京都 祇園の和菓子屋「鍵善良房」から菓子木型をお借りし、その菓子木型をスキャン。その後、ちぎり絵で菓子木型の柄を再現することで、菓子木型の持つ繊細で可愛らしい姿は残したまま、親しみやすいデザインに仕立てました。
それぞれの菓子木型からどんなお菓子が生み出されるのか、想像することで新たな目線から京都の魅力を楽しむことができます。
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伊原染工(京都・太秦)で制作
京都の伊原染工の職人によって、25m台で手作業で染められています。 機械やインクジェット(オート)で染めることがほとんどになった 時代に手作業(ハンディ)で染めており、この手ぬぐいの染め上がりの重厚感は貴重なものです。
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KYOTO T5と共同制作、デザイン
京都伝統文化イノベーション研究センター(京都造形芸術大学内)に所属する研究員らがこれまでのリサーチ活動で見て感じてきた、失われつつある文化についてそれぞれ考え、デザインに起こすコンペを行い、採用されたデザインです。