製品情報

  • 京都のLOCAL

    京都のリサーチを繰り返して見つけた面白い物事を手ぬぐいに仕立てました。柄がかわいいというだけでなく、時間をかけた京都の「リサーチ」を基盤にしているため、全ての柄にストーリーや理由があります。

  • ストーリー#9「うなぎの寝床」

    『京町家』の代表ともいわれる「うなぎのねどこ」。京都の町屋は宅地の間口が狭く奥行きが長いことからまるで「うなぎのねどこ」のようだということに由来しています。近世の京都では町会所の維持費や幕府からの賦課金などを間口の大きさによって分担していたことと、京都の商人や職人たちは通りに面した家に住みたいという希望が強かったことから、この間取りが一般化したという歴史的背景があります。

  • 京都に残る、間取り

    「うなぎの寝床が細長いところ、てぬぐいに似ているかも」という気づきからこのデザインは生まれました。実際に京都に残るうなぎの寝床をリサーチし、今回デザイン実現のためにご協力いただいたのが、江戸期に創業し、現在の店舗は明治時代に建てられたという陶器屋 「陶点睛 かわさき」です。

    間取り図が残っていなかったため、お店の隅から隅までを実際に測らせていただき、正確なお店の間取り図を作らせていただきました。入り口からは想像できない奥行きが特徴の「陶点睛 かわさき」。間取りそのままをデザインに仕上げました。

  • 伊原染工(京都・太秦)で制作

    京都の伊原染工の職人によって、25m台で手作業で染められています。 機械やインクジェット(オート)で染めることがほとんどになった 時代に手作業(ハンディ)で染めており、この手ぬぐいの染め上がりの重厚感は貴重なものです。

  • KYOTO T5と共同制作、デザイン

    京都伝統文化イノベーション研究センター(京都造形芸術大学内)に所属する研究員らがこれまでのリサーチ活動で見て感じてきた、失われつつある文化についてそれぞれ考え、デザインに起こすコンペを行い、採用されたデザインです。