製品情報

  • 京都の和菓子を支える、清水製陶所

    創業から約200年もの歴史を持つ清水製陶所さん。清水さんは二代目で、先代は人形型を作っていたそうです。お店を継ぐ頃、周りには教わる人がいなかったため、ひたすら見様見真似で作りながら技術を磨いてこられた清水さん。変わらない素材と製法で、今も京都の和菓子を支えています。

  • こだわりの窯の温度

    通常窯の温度は1230度~1240度程ですが、清水さんは1260度で焼きます。昔使用していた登り窯の名残でこの温度で焼いているそうですが、焼き物自体温度が高いほうが割れにくく確かなものが作れる、という長年の経験からもこの窯の温度は昔から変わらないこだわりです。

  • 細かなところに光る職人技

    ご自身の力で技術を積み重ねられてきた清水さん。 技術に限らず、菓子型の元型・デザインまで全てオリジナルのものです。
    柄の出っ張る部分、引っ込む部分。完成まで細かなことを計算しながら、少しずつ削って彫って行く。模様の段差を作る工程には特に清水さんの職人技が光ります。

  • 小さな秋がやってくる

    今回セレクトした菓子型は、秋のモチーフです。 栗、楓、いちょう、ひさご、米俵、秋をぎゅっと凝縮した五つの菓子型をセレクトしました。

    目で見て秋を感じられる、季節感あふれる五つの形をお楽しみください。

  • 同じ型には二度と出会えない

    清水焼のあたたかい質感と、かわいらしい丸みのある形が印象的な菓子型。同じ種類の型でもわずかに模様の彫りの深さや縁の形に味があり、 全く同じ型には出会うことができません。手作りだからこその出会いがあります。

    ※使用写真は、セレクト夏の菓子型セットです。

  • 俳句の世界にも繋がる形

    それぞれのモチーフになっているものは、俳句の世界でも季語 として使われます。このなかの「ひさご」は、瓢箪のことで、あの正岡子規や松尾芭蕉も秋の句によく用いていました。

    昔は瓢箪の中を空洞にし、お酒や水を入れて容器としても使って いたそうです

  • 目で、舌で味わう小さな京都

    本来清水焼の菓子型は、寒天やゼリーを作るために使われます。それぞれの菓子型に様々な寒天を流し込むと、色のついていなかった菓子型がカラフルになり、とてもかわいらしい表情を見せてくれます。 菓子型のモチーフに合わせた色の寒天もおすすめです。

  • 芸術の秋にもってこいの、パレットに

    用途は和菓子を作るのに限りません。おうちで楽しむ提案のひとつに、描絵のパレットとしてお使いになってみるのはどうでしょうか。 芸術の秋に、小さな秋と小さな京都を添えて過ごしてみませんか。

    何気なく使っていたものが変わるだけで、その瞬間がわくわくするものになります。

    ※使用写真は、セレクト夏の菓子型セットです。

  • 特別な気持ちで食べるお菓子

    金平糖や豆菓子、小さなお菓子も乗せてみましょう。小さな菓子型の上に、ちょこんと乗っている姿がより一層かわいらしく見えてきます。

    普段食べていたものが、入れ物をひとつ変えるだけでいつもよりおいしく感じられる気がしませんか。

  • ガーゼや布巾でお手入れを

    清水焼の菓子型は、内側にのみ釉薬がかかった仕様になっているため、濡れたり湿ったりした状態のままでの保存はおすすめできません。

    なるべく湿気の少ないところで保存し、ガーゼや布巾でお手入れしていただくことで、より長く、綺麗な状態のままお使いいただくことができます。