製品情報

  • Yuzen of Light #1 「波寄せ」

    カタカナのハがランダムに配置されているように見える型紙は、波を描いたもの。

    複数版を重ねて表現される型紙の1枚だけを用いると、端的かつ大胆に表現されたミニマルなデザインに見えます。

  • 和傘製造老舗日吉屋(創業160年) との共同開発

    江戸時代後期の創業。京都では唯一の和傘製造元で、創業160年の歴史ある和傘屋です。

    現在、和傘は日本旅館や料亭、ホテルや店舗等でディスプレイや広告として、海外へのお土産や贈り物としてなどの用途で使用されています。

    日吉屋も、これまでの伝統製法を受け継ぎながらも、若年層に向けた新しい和傘の可能性に期待してくれています。

  • 京友禅の型紙から グラフィック意匠を抽出

    製作のきっかけは、昨年5 月に廃業された京友禅職人の酒井増染工よりたくさんの型紙を譲っていただいたこと。

    平均100 枚の型紙を用いて作られる京友禅。その型紙を一枚一枚見ていくと、自分たちが想像していたものとは違い、こんなにも「かわいい」ということに驚き、それと同時に型紙の可能性を感じました。

    日本らしいものから現代的な柄まで様々な種類があり、グラフィックデザインの視点から見ても、非常に優れた点が多いのが特徴です。

    その型紙を現代の人々のライフスタイルに合わせたもの(=傘)に変容させ提案します。

     

  • 捨てられない ビニール傘をつくる

    日本では年間約1億4000万本の傘が消費され、内、ビニール傘は8000万本。

    安価で便利なビニール傘は、その気軽さゆえに、持ち主不明で大量に放置・廃棄され、使い捨ての習慣が根付いてしまっています。

    こうした問題から、ビニール傘を捨てられるものではなく、捨てたくないビニール傘へとなるよう価値ある傘を提案。古くから伝わる京和傘の技術と、日本発祥であるビニール傘の技術を組み合わせ、新たな傘の「伝統」をつくります。

     

  • 雨の日の舞妓さんを彩る ビニール和傘

    頭の先から爪先まで全身伝統工芸を身に纏う舞妓さん。しかし、雨の日にお稽古に向かう時はビニール傘をさし、稽古場もビニール傘で溢れるなど、その姿には見合わない光景があります。

    雨の日でも全身伝統工芸を身に纏う美しい舞妓さんが見たい、京都の街並みに染まる傘を持ってもらいたい。

     

  • VINYL WAGASA

    The commercialization of personal imagination of Gion’s Maiko-san using a vinyl umbrella in her kimono with feeling of “Mottainai” and “I wish I had a Japanese vinyl umbrella.”Plastics have become a problem due to global environmental issues,but Japan originally developed the vinyl umbrella(triggered by the Osaka Expo),and Japan is still the country where they are most used and thrown away .However ,despite having such a negative image,vinyl umbrella also to see the front. Isn’t it possible to make a vinyl umbrella a tradition? Founded for more than 160 years,the Kyoyuzen pattern as a source is new in collaboration with the long-established Kyowagasa umbrella“HIYOSHIYA CO.,LTD”.