
【南條工房】菊結びのおりん LinNe Chibi (M)
- 商品詳細
佐波理製鳴物神仏具製造・「京仏具」を製造されている南條工房。
おりんを含む鳴物神・仏具を伝統的な工法で製造している数少ない工房の一つです。
「佐波理( さはり)」という古くは正倉院宝物にも用いられた合金で、音色と余韻を良くするために銅に錫を限界まで配合した合金で作られています。
南條工房さんのおりんは、他のおりんは音が揺れるのに対し、すーっとまっすぐに伸びる美しい澄んだ音色が特徴です。
南條 和哉さんは、“仏具を作っているというより、南條工房の作り方で出せる「音色」を作っているイメージです。形はどうあれ僕らにしか作り出せない音色がある。それを守るために全部の作業があるんだなって思います。”とお話しされていました。
銅に錫の合金でできている佐波理、音はもちろんのことですが光の当たり具合によって色が青、青緑、黄と変化して見えます。
音と共に揺れて変化するおりんの色も楽しむことができます。
家にいると節目のない時間を過ごしてしまいがちです。
家事や育児できちんとした休憩がとれない、なんとなく何もせずにだらだらと無駄な時間を過ごしてしまう。
この音を鳴らしたら15分休憩とか1時間勉強に集中するなど節目の時間を音で作りませんか。
家の電気を付ける紐に吊るしてみました。
夜、家に帰り照明を付けようと紐を引くとリーンと澄んだ音が暗いへやに響き、LinNeの音が緊張をほぐし、心を落ち着かせてくてます。
家に帰ったことを知らせるのは人に対してだけでなく自分に向けても必要なことなのかもしれません。
また、照明をつける際に音が鳴るので昼と夜の切り替えの音にもなります。
相生とは、共に生きること。相老とも書き、こちらは共に老いるまでという意味になります。
縁結びや結婚式などの慶事に使われる結びです。
二重叶結びはお守り結びと言われつ事もありますが、正式な名前は二重叶結です。
ひもの表側は「口」、裏側は「十」という漢字を表し合わせると「叶」になります。
願いごとが叶うようにという意味が込められていている結びです。
結んだ形が菊の花に似ていることから「菊結び」と名付けられました。
菊が古くから延命長寿の花として、漢方の生薬や食用として利用されているように菊結びにも「末永く生きる」という意味が込められています。
6枚の花びらが華やかな印象です。
カバンなどにつけて持ち歩いて音を楽しむ事もできます。リュックにつけて登山なんかに持っていくと良いかもしれません。
濁りがないLinNeの響きはは空気に静かに溶けてゆくようで、木々の揺れる音や川のせせらぎなど自然の音とよく馴染みます。
ぜひ一度外に持ち出して音の響きを味わってみてください。